単位制高等学校とはどのような学校ですか?
高等学校は通常「小・中学校と同じように学年制」ですが、本校は単位制高等学校です。単位制高等学校とは「学年がなく、必要な単位を修得すれば卒業となる」高等学校です。
(学年はありませんが、入学年度によって所属する年次はあります。)
高等学校は通常「小・中学校と同じように学年制」ですが、本校は単位制高等学校です。単位制高等学校とは「学年がなく、必要な単位を修得すれば卒業となる」高等学校です。
(学年はありませんが、入学年度によって所属する年次はあります。)
高等学校では、学習の量をはかるのに「単位」という言葉を使い、すべての科目には単位数を設定しています。
週1時間の授業を1年間学習すると35時間程度になり、この学習量を1単位としています。したがって週2時間の授業を一年間受ければ2単位となります。
授業を受けることを履修と言いますが、本校では1単位についての欠席(欠課と言います)が9回以内であればその単位を履修したことになります。
履修が認められた上で、一定以上の学習成果をあげた場合には、その科目の「単位の修得」が認められます。
履修とは、本校で授業を受講することを言います。本校はいろいろな科目を設定していますので、ひとりひとりが自分の興味・関心・進路等に応じて学習計画を立てることができますが、履修が成立しなければ単位をとることができません。
単位を修得するには履修が成立していなければなりません。単位を修得するまでの流れを→で表すと下のようになります。
「自分で科目を選択」→「科目を登録」→「授業の受講」→「考査の受験」→「単位を修得」
多数の選択科目の中から、自分にあった時間割を編成できることです。定められている教育課程ではなく、将来設計(進路)の実現に有効に対応できる自分だけの教育課程を編成できることです。
従って、将来に対する目標や希望を持ち、それを実現させるため、積極的に挑戦するという姿勢が求められます。
本校に3年間以上在籍し、定められた必履修科目を履修し、74単位以上を修得することが条件です。(詳細はお問い合わせください)
一般的に定時制では卒業に4年間かかりますが、本校では併修時間(昼間部の授業と夜間部の授業との間に併修とよぶ時間を設定しています。)や美田園高校(通信制)、 高等学校卒業程度認定試験(高認)などをあわせて学習すれば、3年間で卒業できます。昼間部の半数以上が3年間で卒業しています。
基本的には同じですが、昼間部の授業は午前10時35分から始まりますが開設科目が多く、多様な科目の選択ができます。
夜間部の授業は午後5時30分に始まりますので、働きながら夜学びたい人に適しています。
なお、昼間部の生徒も、夜間部の生徒も併修時間の科目は履修できます。
1年次は学校で設定している科目を履修しますが、2年次からは開設科目の中から自由に選択します。しかし、必履修科目もいくつか定められております。
学習指導要領に定められた普通科としての必修科目は全て履修しなければなりません。しっかりと基礎学力をつけ、中間年次、卒業年次につなげていきます。
自分の履修予定科目を選択して時間割をつくることは、たいへん難しいことです。2年次からは、必履修科目の他に選択科目が多くなりますので、ホームルーム担任をはじめ、ガイダンス(学習相談)担当者が、卒業後の進路や個性などを考慮し選択科目が決定できるように個別相談を徹底します。
前期2回、後期2回の計4回あります。
基本的には通年の科目を設定していますが、一部半期履修科目を設定しております。その科目については修得が可能です。
併修、他部履修、高等学校卒業程度認定試験等により一定の条件の下に単位を修得することができます。
約60科目(約120講座)あります。卒業に必要な科目で、すべての生徒が勉強する共通履修科目(必履修科目)と自分の興味・関心や進路に応じて選択できる自由選択科目に大きく分けられます。なお、入学年次は必修科目を中心に学びます。
3年間あるいは4年間を見通した進路設計についてのきめ細かいガイダンスを行います。生徒一人ひとりに、自分探しと将来の進路希望に応じた科目選択の具体的なアドバイスを年間を通じて行います。
もちろんです。特に「自分探し」と「将来設計」をする1年次は「進路についてのガイダンス」の時間を非常に大切なものと考えています。
できるだけ希望に添うようにしますが、希望者があまりにも少ない場合には、他の科目を選びなおしてもらうこともあります。また、単位制のメリットとして、その年に開講されなくても翌年の開講で選択できることもあります。
多くの学校では1年間を通じて、年度末に単位が認定されますが、本校では、前期(4月~9月)または後期(10月~3月)のみで単位認定できる科目を設定しています。
例えば、大学受験を考えた場合、受験科目を重点的に学ぶことができます。また、短大、専門学校の場合も同じです。就職の場合も就職試験のみならず、資格取得を含む実務に役立つ科目を重点的に学ぶことができます。
宮城県貞山高等学校
〒985-0841
宮城県多賀城市鶴ヶ谷1-10-2
TEL : 022-362-5331
FAX : 022-367-1451
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